写真教室って何するの?
一口に写真教室と言っても、内容や実施方法は教室によって様々です。講師のカメラマンと一緒にロケ地に出向き、教えられたことを活かして写真を撮る実践型の教室もあれば、使い方や構図、用語の説明など、主にカメラ機器についての知識を座学のような形式で学ぶ教室も存在します。 以下の項目で、写真教室を開催するのに役立つ相場や当日の流れなどを紹介しますので、適宜参考にしながら自分だけの写真教室を設計してみてくださいね!
写真教室の開催方法は?
冒頭にもお話ししたように、写真教室には大きく分けて外出型と座学型が存在し、座学で行う場合には特定の教室に集合する形と、PCなどを利用してオンラインで開催される形があります。 特に、参加者が既に撮った写真を基にプロからアドバイスする場合や、カメラを買ったばかりの人に使い方から教える場合などはオンライン教室でも十分に成立します。 ご自身の開催したい写真教室の内容に合わせ、様々な方法を考えてみましょう!
case 1オフラインならレンタルスペース
出張してロケ地で写真を撮るわけではないが、参加者と直接会って構図や操作方法を教えたい。撮影する物を用意して、ブツ撮りを指導したい。そんな教室を開催したい人にはレンタルスペースがおすすめです。 豊富な撮影機材が揃った本格撮影スタジオから、カジュアルな雰囲気のおうちスペース、参加者全員でワークショップができるようなカフェスペースなど、開催したい教室の内容に合わせてご自由にお選びいただけます。
case 2座学形式ならオンライン写真教室も!
カメラを買ったばかりの人に使い方や用語の意味を教えたい!という方にはPCやタブレットを使って自宅から開催できるオンライン写真教室がぴったりです。 また、既に撮った写真をもとにアングルや光の当て方、全体の構図バランスをアドバイスするような場合にもオンライン教室が利用されています。 PCまたはタブレットがあれば誰でも開催できることに加え、誰でも自宅から気軽に参加できるので、カメラ初心者の方でも安心して参加することができます。
写真教室の相場は?
一般的な写真教室の相場はこのようになっています。
写真教室の相場
・オンライン(1回):2,000〜4,000円
・オフライン(1回):3,500〜10,000円
※ あくまで目安のため、ご自身が考える最適なお値段を設定ください。
料金を決める時のポイント
・(ロケ地で撮影の場合)出張交通費を含むか
・撮影機材のレンタル費用を含むか
・計何時間のレッスンにするのか
写真教室を開くための準備?
写真教室では、よく下記のものが事前に準備されています。
必要なもの
1.カメラ・メモリーカード
基本的には参加者が自前のカメラを用意しますが、レンタルで貸し出す教室もあります。
2.撮影機材(三脚など)
撮影スタジオを借りる場合は器具が揃っている場合が多いですが、外での撮影練習の場合は、参加者が用意するのか、貸し出しを行うのか明記しておきましょう。
3.PC
オンライン開催の場合は事前に利用する会話ツール(Zoomなど)を通知し、アカウント登録を促しておきましょう。
開催当日の流れを計画しよう
よくある写真教室のフローは下記の通りです。 これから開催される方は、是非ご参考ください!
オフライン写真教室のフロー
- 集合・挨拶(約15分)
- 流れの説明(約10分)
- カメラや機材の使い方の説明(約30分)
- 撮影(60分~)
- 写真の確認とアドバイス(60分~)
- 終了
オンライン写真教室のフロー
- Zoomに接続・集合(約5分)
- カメラの説明(約10分)
- アングル・光の説明(約10分)
- 課題の説明・アドバイス(約10分)
- アンケート・終了(5分)
特筆すべきノウハウ
point 1ポートフォリオ・指導歴
カメラ教室を開催する人のほとんどはプロのカメラマン、もしくはアシスタントして働く人です。 よって、活動歴や自身の撮影した写真をポートフォリオとして提示しておくと、参加者の信頼も高まるでしょう。
point 2資格
カメラは誰もが買って使うことができるので、教えるために必要な特定の資格はほとんどありません。しかし、カメラを「教える」ことに関して一定の知識を有していることを証明したい人は「フォトインストラクター」資格の取得をお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 最近では趣味の一つとして幅広い世代から支持を集めるカメラ。 もっと上手く撮れるようになりたい!という人は多いはずです。 あなたの得意を存分に活かし、より多くの人に楽しくて奥深い「ファインダー越しの世界」を広めていきましょう!